いい歳して反抗期
傲慢、自己中、反省、感謝、以下繰り返し。忘れないための自分メモ。
いつかやったんねん
漠然と、なんか満たされない状況の中で、
「いつかやったんねん」
そんなハングリー精神で生きてきましたので、
仕事が終わったら家に帰って家族とのんびり過ごすような生活は、
ふと居心地が悪くなることが多々ありまして。
まぁ、
ずーっとハングリー状態をやってると、
満たされないから頑張ってるくせに、
実は満たされるのが怖くなります。
ロジカルに賢く生きてるつもりでも、矛盾なんてすぐに起こり得るんですね(汗
結婚、そして平和な家庭
さて、僕は 11年前に結婚し、今まで3人の子供に恵まれて、5人家族の幸せな生活を送っています。近所にはそれぞれの実家が健在ですし、親たちはよく子供(孫)の世話をしてくれます。
ぼくは彼女と結婚する時、
彼女の素朴な感じが好きだったし、"周りの空気を読まない強さ"が笑いに変わる(つまり天然)、すごくアットホームで平和なところに魅力を感じました。
その頃の僕は、
お金も甲斐性も、地位も名誉も、何もない状況のなかで、心の奥底で物凄くギラギラと、悶々としていました。(あまり根に持たないほうなので、アツくなる関心ごとはその時その時ですぐ移り変わりますが笑)
だから、
僕が持っていないものを彼女が持っていて、その平和な感じに居心地の良さを感じたからこそ、結婚を決断しました。
そう、初めから僕と彼女とは価値観が真逆だったし、それが良かったんです。
黒字化の達成感、次へのチャレンジ
で、事業の話。
1年ちょい前にスマレジという事業が黒字化を果たし、一旦満たされてしまった僕は、次の目標を見つけるべく、ちょっと深いところを模索してきました。
スマレジ立ち上げ当時(5年前ごろ)、債務超過、預金残高スレスレ、メンバーみんな残業しまくってて、なっかなかこれがキツいプロジェクトだっただけに、黒字化した時はかなり満たされました。
かなり満たされてしまった以上、そこからまた自分を追い込むのはすごく大変でした。
スマレジ黒字化という大きな達成感からくる「幸せ」を、一気に、そして完全に、自己否定して、新たに自分で強烈な目標設定をし、今の自分を自分で変えるという作業は、非常にエネルギーを必要としました。
僕は、弱くはないけど特に強くもない人間なので、めっちゃ情緒不安定になりました。イライラもしました。そしてそういう時って、かなりの確率で周囲が見えなくなりました。他人がなにを思っているか、まったくわからなくなりました。
リアル反抗期
そしてその結果、家族と一緒に居る時間が嫌になったり、家族にさえイラっとしたりする。家に帰らない。帰ってもしゃべらない。話しかけてきてもあんま話したくない。
原因は、価値観が違うからだと思ってしまう。
(価値観が違うから結婚したのに、それを忘れてる。)
いい歳して、リアル反抗期(笑
そういう時の僕の心理は、
自分で設定した目標に、自分でビビり、
なんか大義名分を作って社会貢献と言わんばかりに自己犠牲してる、
偉い俺!がんばれ俺!かわいそうな俺!
まぁ、そういう感じなんだと思う。
家族や周囲の人間に対しても、「お前ら平和ボケしやがって!」ぐらいの上から目線。
ただのワガママ極まりない男だと自分で気づいてしまいました(涙。
家族や周囲に対しては、結局は僕が感謝の気持ちを忘れただけで、相手のことを考えなかったエゴがありました。
だからもう一度原点回帰して、「ありがとう」「ごめんなさい」と素直になり、また頑張ってゆきたいなと。そして相手のことをもっと考えられる人間になろうと思います。
もっと器のおっきな人間になりたい。
ありがとう、ごめんなさい。
また今日から でっかく・ただしく・まっすぐ 頑張ります!