スマレジ☆経営ブログ

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監査法人にショートレビューしてもらいました

 

IPOに向けて、先日、新日本監査法人さんにショートレビューをしてもらいました。

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監査法人って?

簡単にいえば、会社の経営を第三者がチェックする役割の人たちです。

上場企業や大企業は、商法や証券取引法によって監査が義務付けられているそうです。

 

参考:

監査法人って、どんな役割をしているの? | R25

 

上場を目指す場合、最低2年間は監査してもらってからでないと上場の申請ができませんから、必ずどこかと契約する必要があります。

 

 

監査法人の選びかた

ふつうにスタートアップのピッチイベント等に参加したり登壇したりしていると、監査法人さんの方から声をかけてくれます。僕の場合はスマレジをリリースした翌年ぐらいから(2012年ぐらいから)監査法人さんと時々情報交換させてもらうようになっていました。

 

で、トーマツ、あずさ、新日本などなど、監査法人さんってたくさん存在するのですが、どうやって選んだらいいのかわからない。

 

「どうやって選べばいいんですか?」

 

って監査法人さんに直接聞いても、

 

「基本的にどこも内容は同じなのであとは担当者と話しやすいか?という人間性が大きいかもしれませんね。」

 

という感じの回答が返ってきます。

 

なので

 

うちは昨年11月、フツーにコンペを実施しました。

コンペの結果、(東芝の件で世間をお騒がせしていた)新日本さんが、一番誠実で、情熱的で、的確なご提案を頂きましたので新日本さんに決めさせて頂きました。

 

ちなみに僕たちが契約した直後に新日本さんは新規契約停止処分になりました(汗

 

ショートレビュー

で、本格的な監査契約のまえに、ショートレビューを実施します。

 

いまの会社の現状を調査してもらうのが主な目的ですから、監査法人さんから聞かれたことをありのままに回答してゆけば終了します。調査期間は3日間でした。かかる費用は、なんとも言えませんが、だいたい50〜100万円ぐらいの感覚だと思います。調査が終わって約1ヶ月後に結果を取りまとめて報告する会を設けてくれます。

 

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ショートレビューの結果

で、ショートレビューの結果、当社は以下のような5つの重要課題をもらいました。

  1. 組織管理
  2. 売上計上タイミング
  3. ソフトウェア資産計上
  4. 情報セキュリティ
  5. 子会社の取り扱い

 

1)組織管理

(いま人数が少ないから、)各部署の部長を一人の人間が兼務している状態が良くないとのご指摘。CFOや管理部長、監査役、内部監査室担当などを採用してゆくことで解決します。

 

2)売上計上タイミング

スマレジの初期導入費用などの売上計上タイミングが、いまは入金ベースになっているが、これは納入完了ベースへと変更するべきとのご指摘。確かにそうですね。理論上は簡単ですが、これを実現するためにはシステム化する必要があり、費用と期間が必要です。

 

3)ソフトウェア資産計上

プログラマー、デザイナーの日々の作業記録から、ソフトウェア資産(無形資産)に計上するか?費用として落とすか?の判断がうまくできていないというご指摘。実際、スマレジはここ数年ほぼ100%費用として落としてきたこともあり、前から気になっていた点でした。うまく調整してゆきたいです。

 

4)情報セキュリティ

当社自身のサービスと、利用しているサービス(例えば営業はSalesforce、会計は弥生会計など)について、アクセス権限の設定をしっかりおこなうべきとのご指摘。

 

5)子会社の取り扱い

たとえば休眠中の子会社は上場審査にて存在意義を問われるので整理すべきとのご指摘。うちは国内に1社、海外に1社 子会社があり、それぞれについて存在意義を明確にするか、整理するかの選択を行います。

 

 

まぁ、IT企業として、ありがちで一般的な課題なんじゃないかと思います。

これらの課題を来年度1年間で解決してゆくことになります。

 

ひとつひとつやってゆきたいと思います。