「これから世の中のレジをぜ〜んぶ iPadレジに置き換えてゆきそうですね!!」...んなこたぁない。

 

よく取材等で

 

「スマレジすごい!!これから世の中のレジをぜ〜んぶ iPadレジに置き換えてゆきそうですね!」

 

ってよく聞かれますが、そんなこと全然思って無いデス (~_~;) というお話しを書いてみたいと思います。

 

歴史から未来を考える

 

まずは歴史から未来を考えるというアプローチで検証してみたいと思います。

 

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レジ画像の引用:レジスター博物館 | NCR Japan

 

レジの歴史はとても長くて、はじめは機械式のレジでした。途中でコンピューターが搭載され、のちにWindowsが搭載されてゆきます。

 

Windowsが普及したころに、だれかが

 

「専用のPOSレジは値段が高いし、 パソコンでよくね!?」

 

って言い出して、パソコンPOSというものが登場しました。

 

そして時代が巡り、

 

スマホタブレットが普及したころに、また誰かが

 

「専用のPOSレジは値段が高いし、スマホタブレット)でよくね!?」

 

って言い出してスマレジのような製品が登場したわけですね。

 

歴史って繰り返されますね。

 

さて、ここでなにがわかるのか?というと、デバイス(機器)って時代の流れにあわせてどんどん変遷してきたんだから、今後もどんどん変わってくよね。ということです。

 

当たり前の話ですが、世の中のレジがすべてiPadタブレット)レジに置き換わることはないし、あったとしても一過性のものです。

 

時代はいまスマホから IoT へと、(昔の言葉で言う)ユビキタス化がどんどん進行していますから、デバイスはあっという間に変わってゆきます。レジも当然それに寄り添って変わってゆきます。

 

 

いい未来をつくる | 企業理念

 

つぎは株式会社プラグラムについて考えてみます。

 

当社は時代の潮流を見て「スマレジ」を作りましたが、作ったから終わり、これで安泰だ!なんて思っていません。

 

企業理念が示すとおり、これからの未来をつくることにワクワクしています。そんな会社なので、「iPadレジを世の中に普及させたい!」という発想よりも、その時代そのタイミングで最高の製品・サービスを提供してゆきたい。という想いでやってますから、iPadそのものへの拘りはあまりないんですね。

 

というか、店頭の決済をオンライン側で吸収してしまえば、レジそのものがなくなる可能性も十分ありますし、それを脅威だなんて思っていません。

 

それともうひとつ言えるのは、

 

世の中にはいろ〜んなお店がありますから、そもそも各業種や業態ごとにレジのあり方、決済のあり方、求める要件というのは本来まったく異なります。そういった "要件の違い" をレジ屋が率先して最適化してゆけば、(ニッチではあるが)レジはもっと多様化してゆくと思います。

スマレジは、大企業のPOS製品が競合だと言われますが、我々が大手と戦ってゆく(棲み分けしてゆく)とすれば、まちがいなく各業界への特化・深化 というのが大きなテーマとなってゆきます。(いまもすでに水面下ではそうなってますが。)

 

そういう意味では、レジにもっと多様性を持たせたいと当社は考えているんですね。 

 

ということで、やはり「iPadレジを普及させたい」「世の中のレジをぜんぶiPadに変えたい」ではないんですね。

 

 

あらたに広報メンバーが増えたこともあり、社内共有的な内容でした。

 

じゃまた。