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スマレジ☆経営ブログ

OSAKA, TOKYO, LONG YARD, CALIFORNIA

Marketing 5 .レジの歴史。そしてウェブ業界との交点

Episode3 ダイアリー マーケティング

 

先週はお客様である「お店」を分類・分析した。今週はレジ屋業界(つまり同業)を分類/分析してみたい。 

 

レジは100年以上前から存在した。だから、いきなり発明的に "タブレットPOS" が登場した訳じゃないことは、なんとなくわかると思う。時の流れとともに変化してゆき、1980年代以降に多様化したという歴史がある。

 

で、いま、したの絵のようにレジは大別して3つにわけられる。だから、お店はこの3タイプからどれか1つを選ぶことになる。

 

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1.電子レジスター(ふつうの機械式レジ)

もっとも古典的?な、「メカレジ」とか「ガチャレジ」って呼ばれているタイプの機械式レジスター。専門用語では「ECR」。商品登録できるものもあるが、機能としては「電卓 + 金庫」というシンプルなもの。価格は1万円〜10万円ぐらい。3万円前後のものが主流かと思われる。比較的安価に購入できて、丈夫で長持ちしてくれるから重宝される。

欠点は、売上の集計がレシート(紙)で出力されるので、お店の人は台帳に書き移すかパソコンに入力し直す必要がある。

 

2.コンピューター搭載のPOS(専用機)

コンビニやスーパー、レストランなど、いろんなお店に導入されているPOSシステム。見た目は大型レジで、1との違いはレジにWindowsなどコンピューターが搭載されている点だ。当然売り上げのデータは自動で集計される。つい最近までは店舗のバックヤードに置かれたサーバーにデータを蓄積するタイプが主流だったと思う。価格帯は50万円〜数百万円であり、1と比較して非常に高価である。大抵は買ってすぐ使えるのでなく、個別にソフトウェアをカスタマイズするため機器代以外にさらにいろいろ費用がかかる。

 

3.パソコンやタブレット利用POS(汎用機)

 2のPOSが非常に高価なことと、'パソコン' の価格がどんどん下がってきたことから、「見た目レジじゃなくてもよくね?」「てか、パソコンでいいんじゃね?」という発想が生まれ誕生した(と予想される)。当然2の専用POSよりも安価。時代がパソコンからスマホタブレットへ移り変わるとともに、スマレジのようなモバイルPOSが登場した。機器自体はどこでも買えるし、なんといっても安い。

 

 

レジを提供する側の観点では、3つの分類となった。スマレジは「3」に分類される。

 

では次にウェブとの関係について私感を書いておく。

 

 

ウェブ業界からの参入

我々はもとはウェブ業界であり、キーワードは(機器ではなく、)「インターネット」、「ソフトウェア」、そして「データ」だ。

 

キャッシュレジスターは、長らく電機メーカーが市場を支配していた。(いまもそうだけど。)東芝(テック)、NEC富士通、シャープ、カシオなど。

 

一方で、スマレジのような、"アプリ"という概念として、ウェブ業界の人間が多数参入することになり、様子が変わってきた。

これはパソコンPOS登場の時よりも、今回のタブレット型POSのほうが非常に大きな波だ。

 

あくまでもインターネット上での施策展開に限定した話であれば、我々ウェブ業界の人間のほうが圧倒的に得意であり、旧来の電機メーカーさん主体のレジ業界が動き始めても、すでにもう届かないレベルにまで到達しようとしている。

 

大手電機メーカーとスマレジなんて、象とアリぐらいの差があるけれど、たまにこういうことが起こり得るからおもしろい。

 

いま、第四次産業革命やインダストリアル・インターネットなどと言われる言葉があるように、すべての機器は(単独で動作するだけでなく)ネットに繋がり膨大なデジタルデータを蓄積する。そしてそのデータをAI等を使ってまた新たな価値に変えてゆく。そういう時代にじわじわと差し掛かっている。

 

そういうことを考えると、機器などモノ本体の価値よりも、データなどに価値が移ってきているのは自然な流れなんだと思う。